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事件番号等

平成２８年（行ケ）第１０１６２号　審決取消請求事件

裁判年月日

平成２９年８月２９日

担当裁判所

知的財産高等裁判所（第４部）

権利種別

特許権（「眼科用組成物」）

訴訟類型

行政訴訟：審決（拒絶）

結果

請求棄却

趣旨

1. 特許庁が不服２０１５－４７７９号事件について平成２８年６月１３日にした審決を取り消す。

取消事由

1. 本願発明の進歩性に係る判断の誤り

裁判所の判断

• 引用発明に，本件周知技術を適用することにより，相違点に係る本願発明の構成を備えるようにすることを，当業者が容易に想到することができたというべきであり，本願発明の奏する効果が顕著なものということはできない。したがって，本願発明は，引用発明に基づいて，当業者が容易に発明することができたものである。
• よって，取消事由は理由がない。原告の請求は棄却されるべきものである。

キーワード

進歩性（相違点の判断）